2025年9月時点(入社23年目)の育休取得者のクロストーク記事です。
Y.Yさんは、その後に続くママ・パパ社員のロールモデルですね。
私の場合は、2025年4月から国の制度が変わり、育休中も国からほぼ満額近くお給料が出る制度になったと知り、経済的な心配が少なくなったこともあり「だったらせっかくのチャンスなので取ってやろう」と、それが大きかったですね。
因みに私も会社初のパパ育休取得第一号です。
担当していた業務は、ある程度分散することでスムーズに引き継ぎが完了し、特にトラブルなく休みに入ることができました。
育休中は、仕事がないので、赤ちゃんの生活リズムに合わせて「変な時間に起きて変な時間に寝る」ようになっていましたね。
復帰は、極めてスムーズでしたね。現在も、子どもの様子を見ながらリモートワークをしていて、早めに仕事を切り上げる必要もなく、普段通り約8時間の勤務を維持できています。
休憩時間には子どもをあやしたり、おむつをかえたり、一緒に過ごしながら仕事も通常運転でできているので、妻の負担も少し小さくなっていると嬉しいですね。
私の場合は、産休に入る前に従事していたプロジェクト(ガラケー関連)が、復帰時には完全になくなってしまっていたという大きな壁に直面しました。
子育て中は勉強する時間の確保も難しく、技術の進歩についていくのに必死で、周囲に迷惑をかけてしまったと感じていますが、社内の皆さんはもちろん、現場で働く他社のメンバーも、あたたかく迎え入れてくれ、「お子さんがいるからしょうがない」という目線ではなく、残業などについて理解を示してくれたと感じ、おかげさまでなんとか乗り切ることができました。当時のメンバーには本当に感謝しています。
私は、先が見えないと不安になるタイプなので、仕事と家事を両立するために、色々工夫しました。
毎日の献立は、1週間分の献立を子どもの給食と重ならないように全て立て、週末に必要な食材をまとめて購入し、平日は作るだけの状態にしておきます。
現在、リモートワークで、朝の通勤時間がなくなった分、朝6時頃から夜ご飯の仕込みをまとめてやることができます。子どもたちが帰宅後、すぐに夕食を温めて食卓に出せるように工夫しました。
子育てを通じて、段取り上手になったといいますか、常に時間の使い方を意識して、効率よく動けるようにしています。
Y.Kさんのところは、まだ小さいですもんね。
そうですね。生後2ヶ月半です。
我が家では、ある程度家事や育児も分担しています。
料理や洗濯などの家事全般は、主に私が担当しています。
育児については、やはり妻がメインですね。子どもをお風呂に入れる場面では、やってみたものの、ベビーバスを入れる洗面台と私の身長が合わず、20秒ほどで腰が痛くなり、妻にバトンタッチしました。
最初はおむつ替えも怖くてできなかったものの、色々と工夫したり妻に怒られながら学びました。
リモートワーク中に妻の手が離せない時には、その場でおむつ替えをサッとやってしまうこともあります。
散歩の時間は、抱っこひもで使っているのですが、重くなっていく赤ちゃんを筋トレの一環として抱っこしながら鍛えています(笑)。
また、日々の成長をアプリで記録しているのですが、排泄やミルクの時間を記録して、夫婦で共有して楽しんでいます。
すごい、イクメンですね!
私が出産した当時は、男性がミルクをあげたり、おむつを替えたりする習慣はほとんどなかったように思います。
私は普通にミルクをあげていますよ。
妻より早く起きたら、「ふふ、俺の手柄だ」という感じでミルクをあげています。
夜泣きの時は、どっちが先に準備できるか必死に競ったりして楽しんでいます!
へぇ~時代は変わりましたね!関心してしまいます(笑)。
いい意味で、男性も育児に参加しやすい環境が整ってきていますね!
子どもがまだ幼かった時の多忙なワンオペ育児 から、現在は子どもも大分成長し、サポート(受験や習い事の送迎、お弁当の準備など)する段階に移ってきました。
私自身の目標は、毎日を一生懸命生きることです。
働き方や生活スタイルは皆それぞれだと思うので、自分に合った形を探りながらでも見つけていけば良いと思います。
自らの環境を整えることと、会社の柔軟なサポート体制が組み合わさることで、エンジニアとしてのキャリアを継続し、家庭での役割も充実させることは可能です。
キャリアも子育ても諦めずにチャレンジする方が増えると嬉しいですね。
育児を通して思うことは、「こうやって一歩一歩人間に近づいてくんだな」と日々成長を実感しています。
当面の目標は、「子供が成人するまではなんとか働いていたい」ですね。
リモートワークという柔軟な働き方の中で、子どもの泣き声や様子を身近に感じながら、キャリアと家庭生活の両立を図っていきたいです。
実際、育休を経験してみて、想定していたよりも仕事も問題なかったので、上司やチームメンバーを信じて、ぜひ後輩にも育休を経験してほしいと思います。
きっと、新たな発見や気づきを得られるでしょうし、仕事にも家庭にもよい影響があるのではないでしょうか。